1990年代後半から2000年代に掛けて大人気タレント&女優として活躍した上原さくらさんは、2024年現在結婚、出産を機に仕事はセーブしていますが、彼女は長年パニック障害やうつ病を患っていたことを公表しています。
30代~50代の人からすると、「昔あんなに大人気だったのに意外」と感じるかもしれません。
上原さくらさんはいったいなぜそうした精神疾患を抱えてしまったのでしょうか?
この記事では、そんな「上原さくらさんの精神疾患の過去」について解説していきたいと思います。
上原さくらさんの経歴
生年月日:1977年3月31日
出身地:東京都足立区
上原さくらさんは、1994年に「第19回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを受賞し歌手として芸能活動をスタートさせました。
ホリプロスカウトキャラバンは、石原さとみさんや小島瑠璃子さん、堀ちえみさん、榊原郁恵さんなど多くの女性タレント、女優を発掘してきたオーディションであり、そのグランプリを受賞した上原さくらさんも受賞後から非常に期待されていました。
6枚のシングル、2枚のアルバムを発表しましたが、上原さくらさんが有名になったきっかけは、歌手でも女優業でもなく、「タレントとしての魅力」でした。
華やかな見た目でしたが、飾らないキャラが他のタレントと異なり、一気に人気タレントとなっていったのです。
バラエティーに欠かせないタレントとして長年活躍しましたが、女優としても非凡な才能を見せます。
『イタズラなKiss』『ナースのお仕事2』『天使のお仕事』といった人気ドラマや『デスノート the Last name』といった人気映画などに出演します。
幼少期は父親が病弱であったため、経済的に困窮していたようです。
人気タレントになったことで経済的にも困窮を脱しましたが、父親の不倫によって両親は離婚してしまいます。
勉強はかなり苦手(というよりも嫌い?)だったらしく、学生時代はほとんど勉強をしてこなかったそうです。
その過去がトラウマとなっていたため、大人になってから勉強に打ち込み、2015年に東海大学文学部英語文化コミュニケーション学科に入学、2019年3月に無事卒業しています。
上原さくらさんの精神疾患
上原さくらさんは、2012年ころからパニック障害やうつ病などに悩まされていたと公表しています。
その当時は体重も36~37キロくらいまで落ち、心身ともに不調が続いたそうです。
その後も数年間はデパスやワイパックス、ソラナックス、リーゼといった薬が手放せなかったと振り返っています。
上原さくらさんは結婚を3度していますが、1度目のアパレルメーカー社長の遠藤憲昭氏との結婚生活では、流産の経験や旦那さんの暴行事件などがあり離婚に至っています。
2度目の結婚相手となったKRH社長の青山光司氏とは、双方の不倫によって離婚に至っています。
この時、調停離婚が泥沼化しています。
おそらくこうした過去の精神的ダメージが精神疾患発病のきっかけとなったのではないでしょうか。
一時は精神科の閉鎖病棟に入院するまで症状が悪化してしまったようです。
上原さくらさんの精神疾患から立ち直るきっかけ
大学に入学してからは、芸能界の仕事をしている自分から完全に意識を切り離して過ごしていたため、自然と症状が悪化することはなかったようです。
しっかりカウンセリングも受け、認知行動療法によって症状が改善していったそうです。
薬を飲んで失敗したこともあったそうですが、症状が重い時にはその薬がなかったら命を捨てていた可能性もあったようです。
また、スマホに入っている過去のデータをすべて削除し、芸能事務所も辞め(以前所属していたホリプロ)芸能関係者と一切連絡野やり取りをしなくなったことも、精神的に楽になったと話しています。
そして、友人の死を経験したこともポジティブな気持ちに変化させるきっかけとなりました。
葬儀に参列した際に友人の家族や友人が涙している姿を見て、上原さくらさんは「自分の周囲の人を悲しませることはしてはいけない」と自覚したのです。
現在は所属事務所も変え、一般男性と再婚し42歳で女児を出産。
仲が良く幸せに暮らしています。
40代のうちに大学院に行きたいといった希望を持っているため、子育てが少し落ち着くようになたならばまた学業に専念する可能性が高そうです。
芸能界の仕事はしばらくセーブすることになりそうですが、精神疾患を克服し幸せに暮らしている姿はこちらもほっこりしますよね。
まとめ
今回は、「上原さくらさんの精神疾患の過去」について解説してきました。
大人気タレントとして活躍しながらもプライベートでは結婚、離婚を繰り返しパニック障害やうつ病を発症させていた上原さくらさんですが、様々な対処法を実践し今では幸せに暮らしているようです。(重度の片頭痛は抱えているようですが)
優しい旦那さんと可愛い娘さんと共に、幸せに暮らしてもらいたいものですね。
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