芸能人のパニック障害体験談:「アン・ルイス」さん

『六本木心中』や『ラ・セゾン』、『 あゝ無常』などのヒット曲を世に送り出したアン・ルイスさんですが、50代以上の人にとってはまさにスター歌手ですよね。

そんなアン・ルイスさんは、30代の頃にパニック障害を患っていたことを公表しています。

ロック色の強いカッコいいイメージであるため、意外だと感じる人も多いかもしれません。

この記事では、そんな「歌手アン・ルイスさんのパニック障害」について解説していきたいと思います。

アン・ルイスさんの経歴

生年月日:1956年6月5日

出身地:兵庫県神戸市(アメリカ人と日本人のハーフ)

デビューはアイドルとしてでしたが、その後は「歌謡ロックの女王」ともいえる活躍を続けます。

特に『六本木心中』や『ラ・セゾン』、『 あゝ無常』といった大ヒット曲は、今なお多くの人々がカラオケで歌う定番曲となっています。

アン・ルイスさんのパニック障害

アン・ルイスさんがパニック障害を発症させたのは、1995年といわれています。

記者会見で自らがパニック障害であることを公表しているため、多くの人がこの事実を知っているはずです。

この記者会見では、「マイクに囲まれるのが怖い」といった理由によって個別収録となっています。

このことからも、アン・ルイスさんの精神状態がかなりひどかったことが分かりますよね。

緊張状態となると体が熱くなり、そのうち倒れそうになる。

悪いことばかり考えてしまい、「なにか」が押し寄せてくる感覚に襲われ訳が分からなくなってしまうとアン・ルイスさんは吐露しています。

詳しい発症理由は明かしていませんが、桑名正博さんと離婚をして間もなく発症したことから精神的なストレスが非常に大きかったことが推測できます。

普段の自分と「ロックの女王」というド派手な歌手としてのギャップに苦しみ、そのプレッシャーに寄りパニック障害を発症させてしまった可能性は非常に高いといえるでしょう。

その後一時復帰したものの、1999年には再び活動を休止させます。

2009年3月に『独占!金曜日の告白SP』という番組内でパニック障害による活動休止について語っていますが、発症から15年近く立っているにもかかわらず未だに人前で歌うことができない状態だと述べています。

このことから、かなり症状が重かったことが分かりますよね。

その番組では、「日本に住むことはもうない」ともコメントしていて、2013年には芸能界からの引退を発表しました。

アン・ルイスさんのパニック障害の克服方法

アン・ルイスさんは、芸能界引退後にデザイナーとして活動しています。

日本から離れロサンゼルスに暮らしていることから、注目されるプレッシャーからは解放されているはずです。

ただし、完全に芸能界から引退していることを踏まえれば、完治しているのではなくストレスの少ない生活によって症状が軽減しているといった状態なのかもしれません。

元夫の桑名正博との間に生まれた美勇士さんは、以前(2015年ころ)「あるプロジェクトを水面下で進めている。なんとか(母であるアン・ルイス)歌ってもらいたいと思っている」と言っていました。

すでに9年近く経っているため実現はしなさそうですが、もう一度アン・ルイスさんの歌声を聴きたいと感じているファンは今も多いはずです。

パニック障害は大きなストレスやプレッシャーはNG

パニック障害の原因は医学的には解明されていませんが、明らかに精神的なストレスやプレッシャーが要因となっていることは間違いないでしょう。

普段からプレッシャーのかかる仕事が多い芸能人やアーティストが数多く発症していることからも、そのことがわかります。

我々一般人であっても、仕事のプレッシャーが大きくなることもありますし、経済的な不安や子育ての不安、健康の不安など様々なストレスを感じながら暮らしています。

上手くストレスを解消できずに溜め込んでしまうと、ある日パニック障害を発症させてしまう可能性もあるわけです。

そうした意味では、やはり普段から上手にストレスを解消させたり、無理し過ぎずに休む時は休むといった意識を持つことが重要であるといえるでしょう。

アン・ルイスさんのように、「住む場所を変える」という手段も有効ですし、一旦原因となっていることをやめてみるといった方法も有効です。

一般人であれば、「休職」といった手段もありますよね。

そうした対策を実施しながら、病院での治療も継続していけば、症状が改善に向かっていくはずです。

まとめ

今回は、「歌手アン・ルイスさんのパニック障害」について解説してきました。

圧倒的な歌声とオーラで数々のヒット曲を世に送り出してきたアン・ルイスさんですが、思いパニック障害を患っていて、残念ながら現在は芸能界を引退しています。

いつかその歌声をもう一度だけでも聴きたいものですね。

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