【芸能人のパニック障害】堂本剛さんも10代から悩んでいた?心の支えになったものとは 

「堂本剛」人物画像 パニック障害の芸能人一覧

パニック障害は『突然なんのきっかけもなく動悸、呼吸困難、吐き気などのパニック発作が起こり、これが何度も繰り返される病気』です。

パニック障害に苦しむ具体的な場面として、電車に乗っている時や会議の最中、飲食店、美容院、歯科医院など。

繰り返し起こる予期不安は想像を絶します。

ただ、パニック障害は周囲から理解されにくく、その当事者は心身ともに疲弊していく非常に辛い病気です。

堂本剛さんのパニック障害歴

そんな辛い症状であるパニック障害ですが、芸能人にも少なからず患っている方がいます。ここからは、自身のパニック障害について告白した芸能人の体験談について紹介しましょう。

パニック障害と闘っていた堂本剛

堂本剛さんは1979年4月10日生まれ、奈良県奈良市出身の日本のアイドル、歌手、俳優、タレントであり、KinKi Kidsのメンバーです。

小学生の頃から子役として活躍しており、舞台・ドラマ・CMなどに出演していました。小学6年生の時にジャニーズ事務所に入所してからは『Kinki Kids』として活動し、圧倒的な歌唱力で数多くの楽曲をヒットさせ、様々なドラマなどにも出演しています。

そんなジャニーズを最前線で引っ張ってきた堂本剛さんですが、実は1997年にパニック障害で闘病中であることを明らかにしています。

10代でパニック障害を発症

堂本剛さんのパニック障害との闘いは上京した15歳のころから既に始まっていたそうです。堂本剛さんは仕事のために15歳で故郷である奈良離れ、非常にショックを受けていました。

その当時の気持ちについて、以下のように語っています。
 
堂本剛『僕、めっちゃ泣きましたね。やっぱり奈良がすごい好きやったし。何かこう心の底から人さまの前に立って、何かを表現するというお仕事に就きたいと思ってなかったんです。

そのあとは本当に皆さんに求めていただく自分を全うするということが、自分のお勤めだと思って生きていくんですが…』
 
こういった生活の中で堂本剛さんは極度のストレスによってパニック障害を発症。あまりの辛さに10代の頃の記憶は殆どないそうです。その時は毎日死にたいと思って生きていたと、以下のように語っています。
 
堂本剛『今では考えられませんけど、本当に死にたいと思ってね、生きていた時期もあって。でも根性もないし、怖くて死ねなくてくるしくて。で、毎日空を見て、涙を流して。本当の自分で生きたいのに、生きることが許されない』
 
こういった話を聞くと、アイドルとして華々しく活躍していた堂本剛さんが裏でいかに苦しんでいたのか想像できますね。

堂本剛の苦しんだ主な症状とは

堂本剛さんはパニック障害で、以下のような症状に苦しんできたと語っています。

  • 電車や新幹線、高速道路での移動が苦しくなり過呼吸になる
  • ライブやコンサートで突然パニックとなり、倒れてしまう

特に堂本剛さんは仕事でライブやコンサートなど、人前でパフォーマンスをしなくてはならない場面が多いため、こういったパニック障害特有の症状に非常に悩まされていたそうです。

辛い時期を支えた2つの存在

パニック障害で苦しんでいた堂本剛さんですが、そんな辛い時期に心の支えとなったものが2つあるそうです。1つは故郷である『奈良』の存在。堂本剛さんは本当に奈良が好きだと、以下のように話しています。
 
堂本剛『東京で、ちょっと参ったなというとき、奈良に帰るんですね。奈良は自分のすべてをゆだねられる場所なので、たくさん泣いたりたくさん笑ったりできる。奈良で自分を取り戻して、また東京に戻っていくんです』
 
また、堂本剛さんを支えたもう一つの存在がKinki Kidsの相方である『堂本光一』さんの存在です。堂本光一さんは堂本剛さんのパニック障害を理解しており、パニック障害の本を読んで常にフォローしていたといいます。

具体的には、堂本剛さんが精神的に危ないと思うような場面では堂本光一さんが率先して役割を引き受けたり、発作の危険がありそうな時は常に気を配っていたと話しています。

こういった傍でパニック障害を理解し、支えてくれる人がいたことはとても心強かったことでしょう。

パニック障害に苦しむ方へのメッセージ

長年パニック障害に苦しみながら活動してきた堂本剛さんは、同じくパニック障害と闘っている方に対して以下のようなメッセージを送っています。
 
堂本剛さん『自分を変人扱いする人がいるんだったら、その人も相手にしなくていいです。

自分を優しく包んでくれる人のことを思いながら一緒に過ごしていけばすぐ治ります。

人から傷つけられたり、いろいろな態度、言葉で与えられたストレスとかいろいろなものが積み重なって、そう言う症状になっていると思うんです。

それを癒すのがまた人だったりもするんです、皮肉にも。とにかく自分が情けないなとか、思うことはないよ。』

現在の状況

堂本剛さんは現在ソロ活動へ転身し、パニック障害も改善してきているとされています。長年苦しんできた症状が良くなってきているようで、本当に良かったです。

また、2024年1月11日にアイドルグループ・ももいろクローバーZの百田夏菜子さんとの結婚を発表され、公私ともに充実していることがお見受けできます。

まとめ

いかがでしたか。堂本剛さんは10代の頃からパニック障害に悩まされ、症状を抱えながらもアイドルとしての活動を続けてきました。

日常生活でも辛い場面が多いパニック障害を抱えながら、ライブやコンサート、テレビ番組への出演をするのは本当に大変だったことでしょう。

それでも現在は回復し、ソロ活動などを続けている姿にはとても勇気づけられますね。現在パニック障害に悩まされている方が、このような体験談を見ることによって、少しでも元気や勇気を得られれば幸いです。

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