【芸能人のパニック障害】星野源さんも悩まされていた？壮絶な闘病生活について紹介

皆さんは『パニック障害』という言葉を聞いたことがありますか？

パニック障害は『突然なんのきっかけもなく動悸、呼吸困難、吐き気などのパニック発作が起こり、これが何度も繰り返される病気』です。

パニック障害に苦しむ具体的な場面として、歯科医院、美容院、飲食店、また電車に乗っている時や会議の最中、緊張感がとけてホッとした時などがあるとされています。

こういった瞬間に、特に理由なく急な動悸や発汗、呼吸困難、ふらつき、吐き気、冷感などの身体症状が何度も繰り返されるため、パニック障害は周囲から理解されにくく、非常に辛い症状であるとされています。

星野源さんのパニック障害歴
まとめ

星野源さんのパニック障害歴

そんな辛い症状であるパニック障害ですが、芸能人にも少なからず患っている方がいます。ここからは、自身のパニック障害について告白した芸能人の体験談について紹介しましょう。

パニック障害と闘っていた星野源

星野源さんは1981年1月28日生まれ、埼玉県出身のシンガー・ソングライター・俳優です。

2016年にドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』（通称：逃げ恥）に出演し世間の注目を集めました。

その後は『第67回 NHK紅白歌合戦』に出場。2021年には女優の新垣結衣さんと結婚するなど、仕事も私生活も非常に順風満帆に見えていた方も多いでしょう。

しかし、星野源さんは実はパニック障害や、その他の病気などを患っていており、とても辛い期間があったことを明らかにしています。

星野源のパニック障害体験談

星野源さんはデビュー前にパニック障害を患っていたそうです。

その原因は小学校時代のいじめ。

小学生の頃は学校が嫌いで、感情をなかなか表に出すことができなかったとも話しています。

また、こういった経験がきっかけで、星野源さんはパニック障害を発症し、精神安定剤を服用していた時期があると話していました。

パニック障害は高校生になってからも改善されず、ついには不安神経症にまで症状が進行し、家から外に出ることも出来なくなったそうです。
　
星野源さんはとある番組の中で、当時感じていたことを以下のように話しています。
　
星野源『僕はずっと泣けなかったんですよ。中高と。なんかね……泣けないっていうか、例えば感動的な映画とか見ても全然涙が出ないし、感情ってものがなかなか表にでない時がありまして。笑うのもなんか苦手だったりもしたので、中学校小学校の時。で、そういう時はなんか泣けないかなと思って色々見ようとしたりはしました。』

パニック障害が改善したきっかけとは

重いパニック障害に長年悩まされていた星野源さんですが、パニック障害が改善するきっかけとなった出来事について語っています。それはクレージーキャッツの『だまって俺についてこい』という曲を聞いたことだそうです。

その時のことについて、星野源さんは以下のように話しました。
　
星野源『当時の自分は完全に絶望していて、俺はこれから完全に狂ってしまうんだと思ってたときに、「そのうちなんとかなるだろう」ってあの声で歌われたときに、これを信じるしかないというか。（中略）自分にとっては、物凄い命綱みたいなもんだった』
　
星野源さんはこの体験から、自身もそういうことを思ってもらえたらいいなと思う、と話していました。このコメントを見ると、星野源さんがいかにパニック障害によって精神を追い詰められていたかが想像できますね。

パニック障害だけじゃない？星野源が闘った病気

パニック障害だけでも相当苦しい闘病生活を送っていたと考えられる星野源さんですが、実はその他にもかなり大変な病気と闘っていたことが明らかになっています。

星野源さんは2012年に『くも膜下出血』を発症。活動休止をし、2度にわたる手術をしました。この時星野源さんはいかに闘病生活が辛かったかを以下のように語っています。
　
『心構えはなんだろうなあ、多分自然とその日が近づくにつれて、結構僕は、ちょっと一瞬自暴自棄になった時期はありました。手術前に。もうどうでもいいやみたいな。でもね、やっぱり手術までが結構しんどい』
　
また、その他にも星野源さんは昔から『突発性肛門痛』という病気にも悩まされており、あまりの痛みで寝れないこともあるそうです。