芸能人のパニック障害体験談「西内まりや」さん

西内まりやという芸能人を知っている若い世代は少ないかもしれませんが、20代後半以上の世代の人であればその名前を良く知っているはずです。

一時芸能界で人気絶頂となったそんな西内さんですが、パニック障害を患っていたことを公表しています。

この記事では、そんな「西内まりやさんのパニック障害」について解説していきたいと思います。

西内まりやさんのプロフィール

生年月日：1993年12月24日

出身地：福岡県福岡市

身長：170㎝

所属事務所：フリー（2018年まではライジングプロダクション）

2014年～2017年にかけて、日本で最も勢いのあるタレントの1人だった西内まりやさん。

2006年にスカウトされ翌年の2007年からローティーン向けファッション誌『ニコラ』の専属モデルとして芸能活動をスタートさせました。

2010年に『二コラ』を卒業すると、ティーン向けファッション誌『Seventeen』の専属モデルとなります。

2015年で『Seventeen』のモデルを卒業しますが、この時期には女優業や歌手業も並行して行っていました。

特に『突然ですが、明日結婚します』は月9ドラマであり、数多くのCMにも出演するなどスター街道を突き進みます。

歌手としても大注目で、2014年8月20日『LOVE EVOLUTION』で歌手デビューすると、第56回日本レコード大賞や第47回日本有線大賞・新人賞、第57回、58回日本レコード大賞・優秀作品賞、第48回、49回日本有線大賞・有線音楽優秀賞を受賞するなど大活躍を見せます。

この時期には、「西内まりや」という存在を知らない20代～40代はいないくらいの勢いで芸能界の主役の1人となっていました。

170㎝と長身でスタイル抜群、そしてオーラもあり、若い女性にとっての憧れとなっていました。

しかし、2017年11月に『週間文春』で所属事務所とのトラブルが報じられると状況は一変します。

事務所幹部にビンタをしたとの内容で、結局2018年3月に所属事務所であるライジングプロダクションを退所することになったのです。

その後は一気に仕事が激減し、一部では「芸能界を干された」との声も出ていました。

その後海外でモデルをするなど個人で活動を継続し、2024年に入ってからは深夜番組に出演するなど、徐々に日本での芸能活動にも力を入れるような雰囲気があります。

ジェットコースターのような芸能人生を歩んできた西内まりやさんですが、実はパニック障害を患ったことがあると公表しています。

頑張り過ぎる性格が災いして、自分の限界を超えてしまう毎日を送っていたことで、パニック発作の症状が何度も出てしまったようです。

不安な気持ちが強くなり不眠が続いたり、寝ても頻繁に起きてしまうといった時期が続いたそうです。

しかし、西内まりやさんはこのパニック障害を見事に乗り越え、再び力強く歩み始めています。

西内さんはメンタルクリニックに通い始めます。

処方された薬をお守りのように認識し、信頼のおける先生と共に改善に向けて治療を続けます。

事務所を対処し自分の心と向き合う時間が増え、InstagramやX（旧Twitter）も1年半の間休止して日々の運動を心掛けたのです。

さらには自然と積極的に触れ合い、仕事以外の幸せにもフォーカスして暮らしていったことで、次第に症状が緩和されていったそうです。

なにより、なんでも話せる家族という存在が傍にいてくれた事が西内さんをポジティブな方向へ導いていったのです。

人生は非常に長く、その間には様々な成功と失敗が繰り返されます。

実際にパニック障害を患っている人も、西内さんとまではいかないまでも仕事で成功し賞賛された時期があったり、その逆に大きな失敗をしてその後長い期間ネガティブな影響が及んでしまったりと様々な経験をしているはずです。

しかし、フォーカスすべきは未来であり、過去に意識を向け続けるのは得策ではありません。

病院やクリニックを受診し治療を継続することも当然必要ですが、西内さんのように自然と触れ合い、体を動かし、信頼できる人と一緒にいる時間を増やすことで、パニック障害を徐々に改善して行けるはずです。

今回は、「西内まりやさんのパニック障害」について解説してきました。

パニック障害は誰でも患う可能性がある精神疾患です。

2010年代中ごろに人気絶頂だった西内まりやさんも、パニック障害を患っていたわけですが、現在は本格的に復帰を果たしています。

パニック障害を患い精神的に辛い時期を過ごしている人は、西内さんのように一旦歩みを止め、自分を大事にしてみることも必要ではないでしょうか。