芸能人のパニック障害体験談「SEKAI NO OWARI」Fukaseさん

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『Habit』や『RPG』『スノーマジックファンタジー』『炎と森のカーニバル』『Dragon Night』など数多くのヒット曲を世に送り出している「SEKAI NO OWARI(通称セカオワ)」ですが、そのボーカルを務めるFukaseさんは過去にパニック障害を患っていたと公表しています。

そんな過去の辛い体験がバンド名にも由来しているわけですが、Fukaseさんはそうした精神疾患から抜け出すことに成功し、アーティストとしての成功を掴んだのです。

Fukaseさんはいったいどのようなことが原因でパニック障害を患ってしまい、そしてどのようにしてその疾患から抜け出したのでしょうか?

この記事では、そんな「SEKAI NO OWARIのFukaseさんが患った精神疾患」について解説していきたいと思います。

「SEKAI NO OWARI」とは

まずはFukaseさんがメンバーとして活動している「SEKAI NO OWARI」がどのようなアーティストなのかを簡単に説明しておきましょう。

「SEKAI NO OWARI」は2011年にメジャーデビューを果たした4人組バンドです。(男性3人、女性1人のメンバー構成)

このバンド名は、ボーカルを務めるFukaseさんが過去に精神疾患によって閉鎖病棟に入院した時期に絶望し「自分の世界が終わった」と感じたところからスタートしたことがきっかけとなっています。

「世界はもう終わりだ」というネガティブな意味ではなく、「世界の終わりから始めよう」というポジティブな意味となっています。

メンバーは幼稚園から高校までの友人となっていて、非常に仲が良いことでも知られている。

2013年にリリースした『RPG』のMVはYouTubeで2億2000万回以上も再生されていて、2014年4月9日リリースの『炎と森のカーニバル』も9100万回以上、2015年6月16日リリースの『Dragon Night』も6200万回以上となっています。

そして絶頂期が過ぎたかに思われた2022年4月28日、『Habit』を大ヒットさせます。

キャッチャーなメロディーと思わず真似したくなるダンスを披露したMVがきっかけとなり大きな話題になりました。

YouTubeで公開されたMVは、1億8000万回を以上となっています。(2023年10月現在)

SEKAI NO OWARIのFukaseさんがパニック障害を患ったタイミング

大人気アーティストとなったセカオワのFukaseさんですが、過去に注意欠陥・多動性障害(ADHD)やパニック障害を患ったことがあることでも有名です。

発症したのは「10代の頃」ということはわかっていますが、詳しい年齢は発表していません。

高校中退後のアメリカに留学した際にパニック障害を発症させたことから、おそらく16歳~17歳あたりで発症したと考えられるでしょう。

この時、パニック障害だけではなく、不安症や強迫性障害なども併発させたそうです。

Fukaseさんがパニック障害で苦しんだ症状とは

Fukaseさんは、パニック障害やその他の精神疾患によって吐き気やめまいなどに苦しみます。

さらに、治療薬の副作用によって物事を記憶することも困難になった様です。

一時は閉鎖病棟で生活していた時期もあるようですが、そこから退院した後に医学部の勉強を始めたものの、覚えた知識が次々に記憶から抜けていってしまったのです。

塾から自宅までの帰り道を忘れてしまうこともあったようです。

辛い時期から抜け出せたきっかけ

若くして人生のどん底に落ちたFukaseさんですが、「友達」が傍にいました。

そう、その友達こそがセカオワのメンバーたちだったのです。

友達と一緒に何かを始めようと立ち上がり、バンドをスタートさせます。

この行動がパニック障害や精神疾患から抜け出せたきっかけであるといえるでしょう。

2007年に「世界の終わり(後に英語表記に変更)」を結成し、地道な下積みを経てメジャーデビューしていきました。

メンバー同士が共同生活をしながら活動を続けていましたが、もしかしたらこれも精神的な不安を抱えるFukaseさんにとって最高の環境だったのかもしれませんね。

共同生活している一軒家は、「セカオワハウス」と呼ばれ、ファンに広く認知されています。

まとめ

今回は、「SEKAI NO OWARIのFukaseさんが患った精神疾患」について解説してきました。

2010年代に大人気となり、2022年にも『Habit』で大きな話題となったセカオワですが、ボーカルを務めるFukaseさんはパニック障害やADHD、不安症や強迫性障害など様々な精神疾患を患ってきました。

仲間の支えもあり現在は溶解しているそうですが、「世界の終わり」を感じるほど精神的に辛い時期もあったようです。

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