芸能人のパニック障害体験談:エマ・ストーン

世界で4億4,600万ドル(約456億円)の興行収入となった『ラ・ラ・ランド』は、日本でも大きな話題となりましたよね。

そんなラ・ラ・ランドの主役の1人を務めたエマ・ストーンの素晴らしい演技に圧倒された人も多かったのではないでしょうか?

しかし、そんな世界的女優であるエマ・ストーンですが、なんと7歳の頃からパニック障害を患っていたのです。

この記事では、そんな「エマ・ストーンのパニック障害体験談」について解説していきたいと思います。

エマ・ストーンの経歴

本名:エミリー・ジーン・ストーン

生年月日:1988年11月6日

出身地:アメリカ合衆国 アリゾナ州

身長:168㎝

配偶者:デイヴ・マッカリー(脚本家・監督・プロデューサー)

アリゾナ州スコッツデールで生まれたエマ・ストーンは、幼少期から演技に強い興味を持っていて、11歳で舞台に出演します。

ホームスクーリングを2年間しながら、多くの舞台に出演し演技力に磨きをかけていきました。

  • 『A Winnie-the-Pooh Christmas Tail』
  • 『エンドウ豆の上に寝たお姫さま』
  • 『シンデレラ』
  • 『The Wiz』
  • 『タイタニック』
  • 『Honk!』
  • 『人魚姫』
  • 『Schoolhouse Rock Live!』
  • 『不思議の国のアリス』
  • 『ヨセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』

これほど多くの舞台を若いうちに経験したことで、エマ・ストーンは「確かな演技力」を身につけていったのです。

その後本格的に女優業を行うため、カリフォルニア州に移住します。

両親は反対したそうですが、PowerPointで作成した資料を基に両親にプレゼンテーションしたそうです。

プレゼンテーション中にマドンナの楽曲『Hollywood』を流していたというから驚きですよね。

2004年から本格的に女優業をスタートさせたエマ・ストーンは、19歳の時に『スーパーバッド 童貞ウォーズ』で映画デビューを果たします。

ヒロイン役ということもあり次第にエマの名前が業界に広まっていきます。

そして3年後には初主演映画『小悪魔はなぜモテる?』でゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされ、一気に人気女優となっていったのです。

さらに2年後には、世界的映画となった『アメージング・スパイダーマン』にヒロイン役で出演し、世界的な人気を獲得していきます。

2014年に『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー助演女優賞にノミネート。

そして冒頭でも挙げた世界的大ヒットとなった『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞主演女優賞を獲得し、世界でもトップクラスの女優へと駆け上っていきました。

その後も様々な話題映画に出演したり、自ら主演製作総指揮をとったりなど、女優以外の才能も開花させていったのです。

まだ35歳と若いため、今後10年以上トップ女優として活躍し続けることでしょう。

エマ・ストーンのパニック障害

順風満帆に思えるエマ・ストーンの人生ですが、なんと7歳の頃からパニック障害を患っていたと公表しています。

感受性が人よりも強かったことにより、パニック障害を発症させてしまったようです。

発症した瞬間のことも細かく説明してくれています。

小学2年生の時、友達の家で突然発症し、死んでしまうのではないかと思ったそうです。

「(友達の)家が火事になって燃え尽きるような気がしてパニックに陥った」と表現しています。

さらに分離障害も併発してしまいます。

母親から離れる不安感から発症に至ったそうです。

エマ・ストーンのパニック障害への向き合い方

実はエマ・ストーンは当初自身がパニック障害や分離障害を患っていることを知らなかったそうです。

これは、通っていたセラピーのセラピストの配慮で、エマ・ストーンは「当時自分に障害があるって知らなくてよかった」と明かしています。

2024年現在は完治しているかどうか不明ですが、2018年頃のあるインタビューで「今日の朝も発作が起こった」と述べています。

発作が起きてしまった時の対処法としては、セラピストに会いに行ったり、仲の良い友人や愛する人たちに連絡したりといった方法で乗り切っているようです。

まとめ

今回は、「エマ・ストーンのパニック障害体験談」について解説してきました。

幼少期から演技に強い興味を持つ、数々の舞台を経験しながら演技力を身につけたエマ・ストーンは、『アメージング・スパイダーマン』や『ラ・ラ・ランド』など世界的な作品で抜群の演技を披露したことにより、アカデミー賞主演女優賞など数々の賞を受賞する大女優になっていきました。

パニック障害を長年患っているのは驚きですが、しっかりと治療を受けながらであれば仕事と両立できることを証明しているともいえますよね。

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