青木さやかさんがパニック障害の事実を告白!薬から抜け出せたのはなぜ?

「青木さやか」人物画像 パニック障害の芸能人一覧

青木さやかさんがパニック障害だったと告白して驚いた人もいるのではないでしょうか。

昔から力強い様子で、パニック障害とは縁がなさそうな人だと思っていた人もいるでしょう。

しかし、青木さんは10年くらいにわたってパニック障害に苦しめられながらもタレント活動を続けていました。

タレント活動はパニック障害と非常に相性が悪く、青木さやかさんだからこそ乗り越えられた面もあるかもしれません。

青木さやかさんは無事に投薬治療から抜け出すことができたと自身で告白しています。

どのような経緯だったのかを詳しく見てみましょう。

青木さやかさんのパニック障害歴

青木さやかさんは1973年生まれのタレント・女優で、ワタナベエンターテイメントで活躍してきました。

テレビドラマへの出演歴が多く、「エンタの神様」への出演時期からお笑い番組でも活躍しています。

活発な様子で元気なタレントというイメージがあった人も多いでしょう。

実は、2021年になって青木さやかさん自身がパニック障害で苦しんできたことを告白しました。

立っていられない-ここから始まった恐怖

青木さやかさんのパニック障害の診断が下りたのは2012年のことでした。

この年に青木さやかさんは離婚をして、まだ2歳の幼い娘の親権を持って子育てを始めています。

心労が重なった影響もあるのかもしれませんが、仕事をしている最中に「立っていられない」というくらいのつらい状況に立たされました。

仕事中に倒れてしまって救急車で運ばれたこともあり、青木さやかさん本人としては「生放送中にこんなことがあったらどうしよう」という思いに駆られていました。

ロケバス移動は無理、ニュース番組に出演して生々しい映像を見ると意識が飛ぶ感覚、「どこ見てんのよ!」と大声を出すだけでふらつく―このような状況が続いていたと語っています。

「え?だったら、何にもできないじゃない自分。笑える。いや笑えない!」という気持ちになって恐怖心に苛まれていました。

薬と通院で紛らわせながら暮らす日々

青木さやかさんは病院を当たって原因を探っていましたが、特に異常が見つかりませんでした。

だからこそ不安と恐怖に駆られる日々を送っていた面もあります。

最終的には心療内科でパニック障害と診断され、闘病生活が始まっています。ワンオペ育児をしていたこともあって、仕事を辞めるわけにもいきませんでした。

まだ2歳の娘に「早く眠りなさい」という気持ちを持っていたというくらいに気持ちも追い詰められていました。

通院して睡眠導入剤や抗不安薬などの薬を処方してもらい、何とか症状を和らげて働ける状況が続いたと言っています。

「生活の中でどの持ち物よりも薬が重要」というくらいに依存に近い状況になっていました。そのくらいに青木さやかさんのパニック障害の症状は重く、さらに子育ての重圧があったことがわかります。

薬から抜け出したきっかけとは

青木さやかさんが薬を抜け出せたきっかけには2つありました。1つは不仲だった母親との仲直りです。

不幸なことに青木さやかさんがパニック障害で苦しむ中、母親が悪性リンパ腫と診断されてしまいました。

もともと青木さやかさんは思春期頃に両親が離婚してから、母親とは疎遠になっていました。

末期がんになった母親のいるホスピスに通い、無事に仲直りをしています。

心の安心が得られてメンタル面にも違う風が吹いてきたでしょう。

さらに、青木さやかさん自身が「飲み忘れ」をしたのが薬から抜け出すきっかけになりました。

飲んでいないと不安だった薬を、うっかり飲み忘れることが重なって飲まなくても大丈夫なことに気付いたのです。

お守りとして薬を持ち歩くことも必要なくなるくらいに状態が改善し、気持ちも前向きに変わりました。

同時期に青木さやかさんは肺がんを患って2度も手術をしています。

それも乗り越えて薬なしで生活できるようになったのは、母親との関係についての不安が払しょくされたからでしょう。

現在の状況

青木さやかさんはパニック障害、肺がんの両方を乗り越えて、現在もワタナベエンターテイメントに所属してタレント活動を続けています。

体調がすぐれない日がないわけではないとは言っていますが、チャレンジ精神が湧いてきて頑張れる状況にまで復帰しました。

映画やテレビドラマへの出演も積極的に進めていくようになっています。

「何もかもやりたい」と思えるくらいの心の強さが生まれてきている青木さやかさんは、今後もテレビできっと活躍していくでしょう。

まとめ

青木さやかさんは、もともと母親との関係が深層心理で大きな問題になっていたのかもしれません。

末期がんになってしまったのは不幸なことでしたが、それをきっかけに仲直りできたことが青木さやかさんの快方に向かわせたと考えられるでしょう。

パニック障害の発症のタイミングでワンオペ育児をしながら、転職すらせずに厳しいタレント活動を続けてきた青木さやかさんは強い精神を持っています。

だからこそ乗り越えられた面もありますが、薬をやめられたのは薬の飲み忘れがきっかけというのも青木さんらしいですよね。

青木さんのように意外なところからパニック障害を克服できる可能性を切り開けることはぜひ知っておいてください。

運営者プロフィール

コメント

タイトルとURLをコピーしました