パニック障害とアロマテラピー|心地よい香りで心を癒す

アロマボトル コラム

パニック障害を癒すための方法として、アロマテラピーの力を活用したことはありますか?

アロマテラピーは、香りを通じて心と体の両方に働きかける自然療法です。

香りが心の安定やリラクゼーションにつながるという経験は、多くの人が共有しているものです。

パニック障害は、脳の働きの一部がうまく機能しないことで引き起こされます。そのため、香りを通じて脳に直接働きかけるアロマテラピーは、この問題の改善に役立つと考えられています。

私も妻がアロマテラピーの勉強をしていたこともあり、パニック障害を抱えていた当時から今現在も使用しています。

この記事では、パニック障害の症状を和らげ、心の安定を取り戻すためのアロマテラピーの活用方法を詳しく解説します。

アロマテラピーについて

香りと感情のつながり

香りを嗅ぐと、それが私たちの脳の感情や記憶を扱う部分に直接働きかけます。

この直接的な影響は、特定の香りが関連する記憶や感情を引き出し、それによって私たちの心理状態を変化させる力を持っています。

だから、リラックスしたり、安心したりするような気持ちを呼び起こすことができるのです。

体に良い影響を与える

アロマテラピーに使われるオイルには、体に良い影響を与える成分が含まれています。

アロマ成分を塗ると、皮膚から浸透していき体全体に働きかけることがわかっています。

たとえば特定のアロマオイルには、認知症や不眠、不妊などにも効果があるという研究結果も出ています。

自然な方法

アロマテラピーは自然な方法で、薬を使わずに体と心に働きかけます。

副作用の心配を減らし、全体的な健康を良くするのに役立ちます。

アロマテラピーとパニック障害

パニック障害の症状を軽減するのに効果的なアロマオイルには、代表例としてペパーミント、スイートオレンジ、イランイラン、ゼラニウム、ベルガモットがあります。

ペパーミント

ペパーミントは、シソ科のハーブです。

このアロマオイルは爽やかな香りで知られ、気分をリフレッシュし集中力を高める効果があります。

また、リラクゼーション効果もありパニック障害の症状を和らげるのに役立ちます。

スイートオレンジ

スイートオレンジのオイルは柑橘系ながら、甘くフルーティーな香りが特徴です。

リラックス効果や、気分を明るくしストレスや不安を軽減してくれることに期待できます。

イランイラン

イランイランのアロマオイルは、熱帯地方の花から抽出されたものです。

甘くエキゾチックな香りが特徴で、高級香水などにも良く使われています。

イランイランの香りにはリラックス効果があり、ストレスや不安を和らげるのに役立つとされています。

ゼラニウム

ゼラニウムのアロマオイルは、南アフリカ原産の色鮮やかな花から抽出されたものです。

フローラルな甘い香りで知られています。

ゼラニウムの香りにはストレスや不安を和らげ、心を落ち着かせてくれる効果があります。

ベルガモット

ベルガモットオイルは、ミカン科の柑橘系の果物から取れたものです。

フレッシュでスパイシーな香りが特徴で、リラックス効果があります。

また、不安やストレスを軽減し心地よい気分を引き立てるのに役立ちます。

私が使っているアロマオイル

一般的にパニック障害に役立つとされているアロマオイルとは別に、私の個人感覚で良かったと思えたアロマオイルを3つご紹介します。

フランキンセンス

フランキンセンスは、フランキンセンスツリーという木の樹脂から抽出される天然の香りを持つ樹脂です。

スモーキーな香りが特徴で、イライラや心の鎮静に作用すると言われています。

私は、デュフューザーで拡散して使用しています。

また「若返りのオイル」ともいわれ、肌のエイジングケアにも効果があるとされています。

ネロリ

ネロリは、ビターオレンジの花から抽出されたものです。

柑橘の爽やかさの中に甘いフローラルな香りがあり、「天然の精神安定剤」ともいわれています。

その名の通り、緊張やプレッシャーを感じた時などに心を落ち着かせてくれる手助けとなります。

ローズウッド

ローズウッドは、南米アマゾン原産の常緑樹の40mにもなる高木から抽出されたものです。

木部自体は、高級家具に使われることが多く、現在、絶滅危惧種として扱われ、ブラジル政府が取り締まりをしているため、貴重なものとなっています。

樹木のウッディさとローズの名にちなんだ薔薇のような甘い香りが特徴です。

気持ちが昂ったり、パニックになった時に心を落ち着かせてくれる作用があるといわれています。

マンダリン

マンダリンは、ミカン科の果皮から抽出されたものです。

科属がオレンジではなく日本の「ポンカン」や「温州みかん」も同じ仲間ということもあり、やさしい柑橘の香りが特徴です。

交感神経を鎮める作用があるので、特に就寝前に使用するのがお薦めです。

私は、枕にタオルをかけ、そこに直接数滴つけて寝るようにしています。

アロマテラピーの活用方法

アロマテラピーは、その効果を最大限に引き出すための様々な方法で活用することができます。

以下に、いくつかの主要な方法を詳しく説明します。

エッセンシャルオイルの直接塗布

アロマオイルの原液をエッセンシャルオイルといいますが、これを直接肌に塗布する方法は特定の部位に効果をもたらしたい場合に有効です。

例えば、頭痛がある場合、ペパーミントオイルをこめかみに軽くマッサージすることで頭痛を和らげることができます。

ただし、ペパーミントオイルは刺激の強いオイルなので肌に直接塗布するときは、他の精油と混ぜるなど希釈濃度1%以下に希釈しなければいけません。

アロマポットやディフューザーの使用

アロマポットやディフューザーを使用すると、アロマオイルの香りを部屋全体に広げることができます。

リラックスしたいときや、気分を落ち着かせたいときに特に有効です。

例えば、就寝前にラベンダーオイルをディフューザーに加えると、リラックスして深い眠りを促すことができます。

バスタイムにオイルを加える

バスタイムにエッセンシャルオイルを数滴加えると、リラクゼーションタイムをさらに豊かなものにすることができます。

温かいお湯はアロマオイルの香りを引き立ててくれて、香りが全身を包み込むように広がります。

一日の終わりにストレスを解放し、心と体を癒すために最適な方法です。

製品選択で大事なこと

パニック障害の症状を軽減の助けになり得るアロマオイルをご紹介しましたが、一番大事なことは、どのメーカーの製品を選べば良いか?選択の基準です。

巷には数多くの製品が出回ってますが、使用するにあたりその効果は勿論なこと、やはりそれと同等以上に大事なことは安全、安心かと思います。

ではその基準とはどのようなものでしょう。

個人的に選択の基準としていることは以下の2つです。

  • 植物由来天然100%の製品であること
  • 日本アロマ環境協会の「AEAJ表示基準適合精油」の認定を受けていること

ちなみに私はこちらのエッセンシャル(アロマオイル)を長年愛用しています。
もちろん、2つの選択基準をクリアしたメーカーの製品です。
アロマテラピーのある暮らしを【フレーバーライフ】

まとめ

パニック障害は厳しい症状を伴うことがありますが、アロマテラピーという自然療法を利用することで、その症状を軽減する手助けになると思います。

アロマテラピーを日常生活に取り入れることで、香りと共に心の安定を得ることが期待できます。

今回ご紹介したアロマオイルを参考にして頂き、お気に入りの香りを見つけて試してみてはいかがでしょうか。

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