パニック障害を患っている人が避けた方がよい物

グラスの中に入っている炭酸飲料 コラム

パニック障害を患った場合、「発作が起こりにくい環境で過ごす」といった本人の意識も重要ですが、家族や友人などがその特徴を理解して環境作りに協力してあげることも非常に重要です。

しかし、実はパニック障害は環境だけでなく「物」によっても引き起こされます。

それゆえに、本人だけでなく周囲の人がパニック発作を引き起こすような物を本人の周りに置かないことや食べさせない(飲まさないこと)が大事となるのです。

この記事では、そんな「パニック障害を患っている人が避けた方が良い物」について解説していきたいと思います。

パニック障害を患っている人が避けた方がよい物

それでは早速、パニック障害を患っている人が避けるべきものをいくつか挙げていきましょう。

①炭酸飲料

炭酸飲料が好きな人はとても多いですよね。

コーラやサイダーといった人気の炭酸飲料もそうですし、近年で「WILKINSON」のような味の付いていない炭酸飲料を好んで飲む人が増えています。

もちろん、ビールもそうですし炭酸で割るお酒なども同様です。

「なぜ炭酸がパニック障害の人に良くないの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。

これは、パニック発作が「二酸化炭素が多いことで起きやすい」からなのです。

炭酸飲料の炭酸は、二酸化炭素です。

それゆえに、炭酸飲料を飲み過ぎてしまうとパニック発作を引き起こしてしまう可能性が高まるわけです。

微量であればそれほど影響ありませんが、一缶すべて飲み干してしまうようなケースでは、発作が起こる可能性を一気に引き上げてしまいます。

暑い日や仕事終わりで疲れている時などは、「炭酸飲みたいな」といった気分になるかと思いますが、なるべく避けた方が無難であるといえるのです。

②カフェイン

カフェインもまた、パニック障害を引き起こしてしまう可能性があります。

最近流行っているエナジードリンク系やコーヒー、緑茶、紅茶、ココアといった飲料には多くのカフェインが含まれていますし、チョコレートにも多く含まれています。

カフェインには、神経伝達物質の働きを鈍らせる「アデノシン」が含まれています。

これにより、パニック発作を引き起こしやすくなるわけです。

脳科学的に証明された事実なので、なるべくカフェインの入っていない飲料を飲んだり、チョコレートを控えたりといった工夫が必要なのです。

ただ一方で、チョコレートに含まれるカカオ由来のフラボノイドという成分が、脳内のセロトニンという神経伝達物質のバランスを調整し、リラックス効果を生むことで、ストレスや不安の軽減に有効であることも注目されています。

このことから必ずしもチョコレート自体が悪の存在ではなく、むしろ摂取の量を適切に守ることで症状の緩和が期待できる物でことも付け加えておきます。

参考記事:パニック障害とチョコレート|心の健康に役立つ甘い解決策

③アルコール

炭酸の入ったアルコール(ビールや炭酸で割るお酒)がNGであることは前述しましたが、炭酸の入っていないお酒に関しても避けた方がよいといえます。

アルコールは、飲めば不安感を減らしてくれるので精神的ストレスが溜まった際には良いような気がしますが、逆効果となります。

飲んだ直後から数時間は確かにストレスが和らぎますが、その後は逆に不安感が高まります。

飲酒が習慣化してしまうと、お酒を飲まないとパニック発作を起こしやすくなり、より飲酒量が増えてしまいます。

つまり、「アルコール依存症」となってしまう可能性が高まるのです。

また、パニック障害の治療薬を服用している人は、アルコール成分が服用した治療薬に反応し問題が起きる可能性もあります。

そのため、パニック障害を患った場合は飲酒を極力しない工夫が求められるのです。

④タバコ

アルコールと同じくタバコも不安感を高めるためパニック障害を患っている人は避けるべきです。

ストレスを感じた時、タバコを吸いたくなる気持ちは理解できますが、落ち着けるのは一時的なものです。

喫煙量が増えていくにつれて、「ストレスが溜まる=喫煙」のセット感が強まってしまい、ニコチン依存へと繋がるリスクがあります。

また、近年では喫煙できない場所が一昔前よりも圧倒的に増えましたよね。

それゆえに、「イライラしているけどここでは喫煙できない」といった状況が生まれやすく、パニック発作が起きやすくなってしまいます。

また、ミュンヘンの精神医学研究所では、喫煙している人は喫煙習慣がない人よりもパニック障害を患うリスクが約3倍も高かったといった研究結果が出されています。

これは喫煙がパニック障害にネガティブな影響を与えていることを証明するデータであり、間違いなく禁煙することが望ましいということがいえるでしょう。

まとめ

今回は、「パニック障害を患っている人が避けた方がよい物」について解説してきました。

パニック障害を患っている人は、電車やバス、車、美容室、歯医者、エレベーター、人混みといった場所を避けるといった意識が必要ですが、「物」に関しても注意が必要です。

炭酸飲料やカフェインの入っている飲料やアルコール、タバコなどは特に発作を引き起こしやすい物であるといえるので、可能な限り周囲に置かないような工夫をしていきましょう。

これらの物に注意を払うだけでも、パニック発作が起こる可能性を大幅に下げることができるはずです。

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